ジーン・ウェブスター Jean Webster

  • 生年:1876年
  • 没年:1916年
米国ニューヨーク州出身の小説家。母は文豪トウェインの姪で、父はトウェインのビジネス・パートナー。寄宿学校時代に18歳でアリスからジーンに改名。名門女子大ヴァサー・カレッジに進み、経済学と英文学を専攻する。在学中、新聞に「女子大生のおしゃべりコラム」を連載して好評を博すと、卒業後、その文体を活かした初の小説『パティ大学に行く』を出版。 一方、社会改革にも深い関心を持ち、イタリアの貧困問題を取り上げた小説『小麦姫』も執筆している。1912年には『あしながおじさん』が雑誌に連載され、同年これが書籍化されると一躍ベストセラーとなった。その後も『あしながおじさん』の戯曲化、続篇『ディア・エネミー』の執筆など精力的に活動を続けたが、長女出産の翌日、産褥熱により39歳で死去。 
ジーン・ウェブスター