ウィリアム・サマセット・モーム Willam Somerset Maugham

  • 生年:1874年
  • 没年:1965年
イギリスの劇作家、小説家。イギリス人の両親のもと、フランスで生まれる。幼くして両親を亡くし、イギリスの叔父に引き取られる。10代は学校生活になじめず読書に逃避。やがて演劇の面白さに目覚め、作家を志すが、現実的な選択として、医学校に入学。1897年、貧民街での実習経験をもとにした『ランベスのライザ』を出版。1907~1908年にはロンドンで上演された戯曲が次々に大成功を収め、社交界の名士となる。第一次大戦中は、英国諜報部員として諜報活動に従事。40代以降は、ヨーロッパ各地や南太平洋の島々をたびたび訪れ、数々の短編を生み出した。長編の代表作に『人間のしがらみ』『月と六ペンス』など。
ウィリアム・サマセット・モーム