ドイツ生まれのアメリカの作家。高校卒業後に就職したり進学したりするも長続きせず、22歳で放浪生活をはじめ、雑誌に大量に短篇を書き送る。第二次世界大戦にともなう徴兵検査で心身ともに不適格となると、ロサンゼルスに落ち着き、郵便局に勤めるかたわら、詩集を出版したりアングラ新聞にコラムを連載したりする。1971年にブラック・スパロウ・プレスから「郵便局』を刊行しプロ作家デビュー。以降、精力的に詩や小説を発表し続けた。 長篇『勝手に生きろ!』『詩人と女たち』、短篇集『町でいちばんの美女』『ありきたりの狂気の物語』、旅行記『ブコウスキーの酔いどれ紀行』など、生涯60冊以上の本を出した。