作品 |
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これまで世界各国で翻訳され、その総売上部数は5000万部以上と言われる『アルプスの少女ハイジ』。17回も実写映像化され、1974年放送の日本のテレビアニメも、その後各国で放送され大人気となった。味わい深いルドルフ・ミュンガーの挿画も50点以上収録した完訳版! |
物語 |
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両親を亡くしたハイジは、アルプスの山小屋で暮らす祖父のもとに預けられる。月の光が差す干し草の寝床、山羊たちとの触れ合いなど、山の生活を満喫するハイジだったが、ある日、足の不自由な令嬢の遊び相手を務めるため、下山して都会の裕福な家に住み込むことに……。挿絵多数、完訳版。 |
目次 |
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第一部 ハイジの修業時代と遍歴時代 |
第二部 ハイジは習ったことを役立てる |
解説 遠山明子 |
年譜 |
訳者あとがき |
ヨハンナ・シュピリ Johanna Spyri |
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[
1827 -
1901 ]
スイスの作家。チューリヒ近郊の小村で、医者である父と宗教詩人である母の間に生まれ、高い教育を受ける。弁護士と結婚、出産後はうつにも苦しむが、社交界にも出入りするようになり、1871年に作家としてデビュー。多くの作品を残した一方、女学校の理事を務めるなど女子教育にも貢献した。代表作『アルプスの少女ハイジ』は前半部『ハイジの修業時代と遍歴時代』が1880年に、後半部『ハイジは習ったことを役立てる』がその翌年に発表された。その後『ハイジ』は50以上の言語に翻訳され、5000万部以上売れている世界的ベストセラーとなった。 |
[訳者] 遠山明子 Toyama Akiko |
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1956年神奈川県生まれ。上智大学大学院でドイツ文学を専攻。ドイツ文学翻訳家。訳書に『霧の王』(ズザンネ・ゲルドム)、「時間旅行者の系譜」シリーズ(ケルスティン・ギア)、『セーヌ川の書店主』(ニーナ・ゲオルゲ)など多数。 |