作品 |
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本書にはそれまでのアメリカの子ども向けの本に執拗に強調されてきた旧い宗教的・道徳的な教訓は一切含まれていない。この物語の根底には、自分で自分の力に気づくという自己発見によってひとは成長するのだいう、いかにもアメリカ的な新しい考え方がある。(訳者) |
物語 |
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竜巻に飛ばされたドロシーと犬のトトが下り立ったのは、美しい魔法の国だった。だが故郷カンザスに帰るには、エメラルドの都に住む偉大なる魔法使いオズの力を借りる必要があるという。道すがら、脳みそのないかかし、
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目次 |
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はじめに |
1
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2 マンチキンとの出会い |
3 ドロシー、かかしを
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4 森の道 |
5 ブリキの木こりを
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6
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7
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8 おそろしいケシ
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9 野ネズミの女王 |
10 門番 |
11 エメラルドの
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12
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13 なかまを
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14 空
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15 おそろしいオズの正体 |
16
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17
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18 南へ |
19 大木の
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20
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21 ライオン、
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22 クアドリングの国 |
23
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24 なつかしいカンザスのおうち |
解説 麻生九美 |
年譜 |
訳者あとがき |
ライマン・フランク・ボーム Lyman Frank Baum |
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[
1856 -
1919 ]
ニューヨーク州生まれ。石油産業で一山当てた裕福な家庭に育ったが、夢見がちな子どもだったのでスパルタ 式の士官学校に入れられる。その後、養鶏事業で成功し頭角を現すが、俳優、雑貨店 店主、新聞発行人、陶磁器セールスマンなどを経て、専業作家となる。同い年のアーティスト、W・W・デンスロウの多色刷りの挿絵をふんだんに使った児童書『オズの魔法使い』(1900年)が子どもたちの間で大ヒットとなり、約20年間に全14巻の「オズ」シリーズを書き上げた。 |
[訳者] 麻生九美 Asou Kumi |
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東京生まれ。翻訳家。早稲田大学卒業。 訳書に、『ナージャ わが道をゆく』(サレルノ=ソネンバーグ)『ナマズ入江の大洪水』(バーマン)『アベルの島』(スタイグ)『永遠の少年少女――アンデルセンからハリー・ポッターまで』(ルーリー)『フェルトリネッリ――イタリアの革命的出版社』(カルロ・フェルトリネッリ)『パブリッシャー―出版に恋をした男』(マシュラー)など多数。 |