第一章 考察の出発点となる「共有」の問題
第二章 プラトンの国制論 1― 国家の目的は一つになること
第三章 プラトンの国制論 2― 妻子の共有制による意思統一
第四章 プラトンの国制論 3― 妻子の共有制と市民同士の関係
第五章 プラトンの国制論 4― 財産の共有制
第六章 プラトンの国制論 5― 『法律』が扱う諸問題
第七章 ファレアスの国制論
第八章 ヒッポダモスの国制論
第九章 ラケダイモン人の国制
第十章 クレタ人の国制
第十一章 カルタゴ人の国制
第十二章 ソロンらの立法と国制
第一章 市民の定義
第二章 市民の定義をめぐる問題
第三章 国家の同一性
第四章 善い人間の徳と優れた市民の徳は同じか
第五章 多様な市民の種類
第六章 正しい国制と逸脱した国制
第七章 国制の種類
第八章 寡頭制と民主制はどのように規定されるべきか
第九章 正義論における寡頭制と民主制の問題
第十章 国家の最高の権限はどこにあるべきか
第十一章 大衆はどのような権限を持つべきか
第十二章 平等に関する哲学的な難問
第十三章 公職を要求する根拠の問題
第十四章 王制の種類
第十五章 人間による支配としての王制
第十六章 全権型王制の問題
第十七章 全権型王制が適する条件
第十八章 最善の国制に関する議論への序章
第一章 国制の研究は何を仕事とするか
第二章 残る研究課題の列挙
第三章 なぜ国制には多くの種類があるか
第四章 国家の部分の枚挙、制度から見た民主制の種類
第五章 制度から見た寡頭制の種類
第六章 国家の部分から見た民主制と寡頭制の種類
第七章 貴族制の種類
第八章 共和制と貴族制はどのように異なるか
第九章 中間的な国制としての共和制
第十章 独裁制の種類
第十一章中間的な国制による最善の国制の実現
第十二章 中間の人々による国制の安定化
第十三章 懐柔策による国制の安定化
第十四章 国制の中の審議を担う部分
第十五章 国制の中の公職を担う部分
第十六章 国制の中の裁判を担う部分