新学期が始まり、教科書の販売でごったがえす早稲田大学本部キャンパス内のコーププラザブックセンターに伺うと、
平台には、『カラマーゾフの兄弟』、新潮文庫版『罪と罰』と並べて『罪と罰』、『ジーキル博士とハイド氏』、『天来の美酒/消えちゃった』、『種の起源』(マンガ版もありましたが、あまり読まれないとのこと)、『嵐が丘』、『純粋理性批判1』、そして新刊の『貧しき人々』が目を引く場所に並べてありました。
その上の棚には、光文社古典新訳文庫刊の2冊とともに、話題のニーチェ本をまとめてあり、
(ちなみにセレクトされていた本は...
『シュレディンガーの哲学する猫』 (中公文庫) 、
『道徳は復讐である―ニーチェのルサンチマンの哲学』 (河出文庫) 、
『善悪の彼岸』(光文社古典新訳文庫)、
『道徳の系譜学』(光文社古典新訳文庫)、
『キリスト教は邪教です 現代語訳『アンチクリスト』』 (講談社+α新書) 、
『ニーチェは、今日?』(ちくま学芸文庫)、
『ニーチェ』(ちくま学芸文庫)、
『そうだったのか現代思想ーニーチェからフーコーまで』 (講談社+α文庫))
『帝国主義論』と『永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編』もその上の棚に!
「亀山郁夫先生のファンでもあるので、古典新訳文庫は多く揃えておきたいと思っているんです。」(担当:渡邉様) ありがとうございます!
また、全国大学生活協同組合連合会で発行している"学生が企画し参加する学生のための読書情報誌"「読書のいずみ」(年4回発行)では、大学4年間で本を100冊読もう!という企画「読書マラソン」を行っていて、最新号(2010年春号)におすすめ本30作品が選ばれています。『初恋』もその中の一作として紹介していただいています。