2010.10.21
トルストイ没後100年記念市民フォーラム「トルストイと過ごす午後」11月3日に開催
トルストイ没後100 年記念市民フォーラム
トルストイと過ごす午後
2010年は『戦争と平和』や『アンナ・カレーニナ』の作家トルストイの没後100年に当たります。トルストイは明治から大正時代にかけて、日本でも「人生の教師」として広く敬愛されましたが、それだけには収まりきらない謎を今なお秘めています。ロシア、アメリカ、日本の気鋭の研究者が集い、徹底的に論じ合います。
会場では、トルストイ作品が朗読され、彼が愛した音楽が演奏されます。肉声と映像とで、100 年後の現代によみがえるロシアの巨人に触れてみようではありませんか!
日時:2010年11月3日(水・祝)15:00~18:05
会場:昭和女子大学 学園本部館3階・大会議室
(東京都世田谷区太子堂1丁目7)
アクセス:東急田園都市線(半蔵門線直通)「三軒茶屋」駅下車 徒歩7分
参加自由(無料)
<使用言語>ロシア語および日本語(ロシア語通訳付)
《プログラム》
[開 会](15:00)
【第一部】座談会:「トルストイってどんな人?」 (15:05 ~ 16:05)
■トルストイはどう読まれてきたか?
■トルストイの描くロシアとは?
■ロシアにとってトルストイとは?
【第二部】朗読と演奏と映像:「甦るトルストイ」(16:05 ~ 16:50)
1)[作品朗読]藤夏子 麻生侑里 ひがし由貴(青年座)
『アンナ・カレーニナ』、『戦争と平和』、ゴーリキー『追憶』から
2)[楽曲演奏]オルケストル・ドレイデル トルストイ作曲「ワルツ」ほか
3)[スライドショウ]トルストイとその周辺
【第三部】ラウンドテーブル:「トルストイの現在(いま)」(17:05 ~ 18:05)
■トルストイ研究の現在
■トルストイと現代社会
■全体討論
<総合司会>●安村仁志(日本トルストイ協会、日本ロシア文学会、中京大学教授)
<第一部・第三部司会>●木村 崇(日本ロシア文学会、京都大学名誉教授)
<パネリスト>
●川端香男里(日本トルストイ協会会長、日本ロシア文学会顧問)
●イネサ・メジボフスカヤ (米国ニューヨーク・ニュースクール准教授)
●ナデェジュダ・ババエヴァ(ロシア国立トルストイ博物館元上級研究員)
●佐藤雄亮(ロシア・モスクワ大学講師、日本ロシア文学会)
●アレクサンドル・アレクサンドロフ(ロシア科学アカデミーロシア文学研究所研究員)
<通訳> 吉岡ゆき、三浦みどり
【共催】日本トルストイ協会、日本ロシア文学会
【協力】北海道大学GCOEプログラム「境界研究の拠点形成」
【助成】 国際交流基金「知的交流会議助成プログラム」
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イベントチラシPDF(表)>>
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イベントチラシPDF(裏)出演者プロフィール>>
<連絡先>
木村敦夫(日本トルストイ協会・日本ロシア文学会)atsuo.kimura@nifty.com
中村唯史(日本ロシア文学会)tadashi@human.kj.yamagata-u.ac.jp