2011.01.12

1月の新刊、本日発売です

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光文社古典新訳文庫1月の新刊、
『純粋理性批判 4』(カント/中山 元 訳 定価(本体895円+税) )、
『ツァラトゥストラ(下)』(ニーチェ/丘沢静也 訳 定価(本体920円+税) )は、本日発売です!


『純粋理性批判 4』
超越論的な分析論を終え、いよいよ超越論的な弁証論が始まる。この巻では、理性の誤謬推論として、心が実体(存在するもの)で、単純(分割できない)であり、破壊できないものであり、不死のものとして身体の死後も滅びることがないという、伝統的な形而上学の霊魂論が批判される。

『ツァラトゥストラ(下)』
「これが、生きるってことだったのか? じゃ、もう一度!」。大胆で繊細。深く屈折しているがシンプル。ニーチェの代理人、ツァラトゥストラが、言葉を蒔きながら、旅をする。「ツァラトゥストラはこう言って、洞穴をあとにした。暗い山から出てきた朝日のように、光と熱と力がみなぎっていた」