17世紀、三十年戦争下のドイツ。 度胸と愛嬌で戦争を生きぬく母の賢さ、強さ、そして愚かさが生き生きと描かれた、ブレヒトの代表作。 男に逃げられても、 お金がなくなっても、 子供が死んでも、 戦争が終わっても、 それでも私は生きていく。 作: ブレヒト 翻訳: 谷川道子(光文社古典新訳文庫より) 演出: 西村和宏(青年団/サラダボール) 長野公演:2011年2月12日(土)、13日(日) 会場:長野市立城山公民館別館[旧蔵春閣ホール] 東京公演:2011年3月19日(土)~3月27日(日) 会場:アトリエ春風舎 ■公演詳細は 青年団Webサイト>>またはサラダボールWebサイト>>
「青年団リンク・サラダボール」(主宰・演出/西村和宏さん)による舞台『母アンナの子連れ従軍記』(作/ブレヒト 訳/谷川道子)が東京と長野で上演されます。
「青年団リンク」は、劇作家・演出家の平田オリザさんが主宰する劇団・青年団に所属する演出家がユニットを作って独自の企画公演を行うものです。
長野での公演は、「東京の演出家と俳優が"冬の長野"に滞在し、オーディションで選ばれた長野の市民キャストとともに10日間の集中的な稽古を行い創作する」という "長野・門前暮らしのすすめプロデュース公演" の第3弾として行われます。
2月1日から長野に滞在し創作スタートとのこと!(西村和宏さんのブログより)
■「長野・門前暮らしのすすめ」Webサイト>>
また、「長野灯明まつり」の期間中(2月5日〜13日)に行われる "あかりでつなぐ、10の舞台「もんぜんまち劇場」"にも参加。これは善光寺界隈の宿坊やお寺、蔵などが劇場になり、現代演劇、語り、浄瑠璃、紙芝居、短編映画などが上演されるイベントです。
■「もんぜんまち劇場」Webサイト>>
東京公演は、"長野バージョン"をベースに、モモンガ・コンプレックスの白神ももこさんを振付に迎え、演出の西村和宏さんがよりアクチュアルに、エネルギッシュにブラッシュアップしたものを"東京バージョン"として上演します。
《アフタートークもあります!》
■長野公演では、2月13日(日)18:00からの公演後、『母アンナの子連れ従軍記』の翻訳者・谷川道子さんと西村和宏さんとのアフタートークが開催されます。
■東京公演では3月22日(火)19:30からの公演後にも谷川道子さんと西村和宏さんとのアフタートークがあります。
母アンナの子連れ従軍記
ブレヒト 作/谷川道子 訳
定価(本体571円+税)