2011.03.10

3月の新刊、本日発売です。

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光文社古典新訳文庫3月の新刊、
『アウルクリーク橋の出来事/豹の眼』(ビアス/小川高義 訳 定価(本体648円+税) )、『女の一生』(モーパッサン/永田千奈 訳 定価(本体838円+税) )は、本日発売です!

『アウルクリーク橋の出来事/豹の眼』
ある男が橋の上で絞首刑になろうとしていた。足元の板が外され川に落ちた彼が、敵の銃弾を逃れてたどり着いたのは......「アウルクリーク橋の出来事」。
森に住む女が恋人からの求婚を頑なに拒んだ理由とは......「豹の眼」。
ひたすら「死」を描き続けた短篇の名手ビアスの14篇。

『女の一生』
男爵家の一人娘に生まれ何不自由なく育ったジャンヌ。彼女にとって、夢が次々と実現していくのが人生であるはずだった。しかし現実はジャンヌを翻弄し続ける。乳姉妹(ちきょうだい)だった女中のロザリが妊娠し、その相手が自分の夫であることを知った時、彼女は過酷な現実を生き始めた----。