ダーウィン『種の起源』に関する情報を2つお知らせします。 ■池上彰さんの新刊 『世界を変えた10冊の本』(文藝春秋) 「読めば、そのダイナミズムに圧倒される」世界を動かした10冊の本に、『アンネの日記』『聖書』『コーラン』や『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』などとともに『種の起源』も取り上げられています。各本の重要な箇所を引用し、池上さんの解説で構成されている本書、『種の起源』の引用は光文社古典新訳文庫(渡辺政隆・訳)からです。 例えば、ダーウィンの明快な結論のところ↓
かつて世界を変え、私たちが生きている社会を構築した本。池上彰さんによる歴史的位置づけや宗教的背景の解説を読んだ後に、ぜひ原典『種の起源』をどうぞ!
もうひとつ、ダーウィン関連で...
NHK BSプレミアム 大発見史「疾走する進化論」が放送されます。
放送日:2011年 9月30日(金)午後9:00~9:59
●番組HP>>
"生物の種は、神によって個々に創造されたものではなく、原始的生物から進化によって枝分かれしてきたもの"という、当時の常識を覆すこの学説、実は、生物学にとどまらず、19~20世紀の政治・文化の一大源流となった。マルクス、フロイト、ニーチェなど時代を築いた科学者や思想家たちに強く影響を与えた。
【出演】松尾スズキ,大澤真幸,佐倉統,中野京子
ダーウィンには、その人柄がしのばれる数多くのエピソードがあります。
以前、トークイベントで訳者の渡辺政隆さんにお話いただきました。