光文社古典新訳文庫の創刊5周年を記念して、スペシャル企画をお送りします。
『ロリータ』の原型ともいえるナボコフ初期の傑作『カメラ・オブスクーラ』を、ロシア語原典から初めて翻訳された貝澤哉さんと、難解で知られる傑作『賜物』を翻訳された沼野充義さんをお招きし、ナボコフの魅力について存分に語ってもらいます。 "言葉の魔術師"と言われるナボコフの仕掛けや文体について、また知られざる翻訳の裏側についてなど、ナボコフをより深く理解し、楽しむためのお二人の対談にご期待ください。
そして、9月29日発売の週刊文春では、坪内祐三さんに『カメラ・オブスクーラ』を書評ページで取り上げていただいています。
小説の面白さは、ストーリーではなく細部にあるのだ、と強調していたナボコフ。その深い魅力を語り尽くす沼野充義×貝澤哉対談。ぜひご覧ください!
賜物 ナボコフ/沼野充義 訳 定価(本体2,600円+税) 河出書房新社 | カメラ・オブスクーラ ナボコフ/貝澤哉 訳 定価(本体895円+税) |