浦 雅春さん訳『査察官』(ゴーゴリ)が劇団NLTによって上演されます。公演期間は2011年11月17日(木)〜23(水)、博品館劇場で。モスクワ芸術座付属スタジオ教授を務めるロシア人演出家を迎えての上演です。 9月末には浦さんを交えての台本読み合わせも行われました。 ●劇団NLT 裏方日誌>> このブログでも公演までの模様をリポートしていきます。 「ある一面だけをどぎつく強調(拡大)してしまうゴーゴリの眼」(浦 雅春さん)が描いた世界をぜひ舞台で!
地方都市を牛耳ってきた市長のもとに中央官庁からひそかに査察官が監査に来るとの知らせが届く。長年にわたる不正を悟られまいと清廉潔白を訴え、接待攻勢をかけて保身をはかる市の幹部たち。ところがこの査察官の正体は...。 役人と不正という永遠のテーマが描かれるゴーゴリの代表作。現代日本にも通じるユーモアを、モスクワ芸術座付属スタジオ教授を務めるロシア人演出家を迎えて上演します。