2011.11.18

《書評》『カメラ・オブスクーラ』–本の雑誌 2011年12月号

本の雑誌 2011年12月号に『カメラ・オブスクーラ』(ナボコフ 貝澤哉/訳)の書評が掲載されています。評者は鴻巣友季子さんです。

cover_honnozasshi_201112.jpg「カメラ・オブスクーラ」は、レンズを通して風景を壁に映しだす装置で、もともとラテン語で「暗い部屋」という意味。妻と愛娘とともに幸福な家庭生活を送っていたクレッチマーは、映画館という「暗い部屋」でファム・ファタールと出会い、文字通りの暗黒へと転落していく。

cover134.jpgカメラ・オブスクーラ
ナボコフ/貝澤 哉 訳
定価(本体895円+税)