光文社古典新訳文庫の続刊のご案内です。
10月の新刊は『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』(ピランデッロ/関口英子・訳)。
発売日は10月11日(木)です。
- 《10月刊》
- 『月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集』ピランデッロ/関口英子・訳
- 『作者を探す六人の登場人物』などの傑作戯曲で知られる、イタリアはシチリア生まれの作家ピランデッロの、代表的な小説を集めた。イタリア幻想文学短編シリーズの第5弾。「とある1日」「大きな甕」「ミッザロのカラス」......幻想的名品の数々が、あなたを異界に誘う!
- 《続刊》
- 『マルテの手記』リルケ/松永美穂・訳
- 故郷を去り、パリで孤独と焦燥に満ちた生活を送る青年詩人マルテが、幼少の頃の記憶、生と死をめぐる考察、日々の感懐などの断片を書き連ねていく......。リルケ自身のパリでの体験をもとにした、沈思と退廃の美しさに満ちた長編小説。
- 『桜の園/プロポーズ/熊』チェーホフ/浦 雅春・訳
- 美しく咲いた桜の園に五年ぶりに当主ラネフスカヤ夫人が帰ったきた。彼女を喜び迎える屋敷の人々。しかし広大なその領地はまもなく競売にかけられることになっていた。チェーホフ最後の、そして最も愛されてきた戯曲。一幕物の傑作、「プロポーズ」「熊」も同時収録。