2012.10.01
<新・世界文学入門>「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界。」第2回のゲストは都甲幸治さん、第3回は楊逸さん
東京大学教授・沼野充義先生をホストに迎え、〈世界文学〉の視点で新しい読書の提案を行うトークイベント<新・世界文学入門>。今年は10代の若者たちを対象に、3回連続の講座を開催します。
村上春樹など、多くの日本人作家の作品が海外で読まれる一方、国内では古典の新訳をきっかけに、海外文学の新訳ブームが起きています。世界が均質化へ向かうグローバルな時代こそ人々は、〈いまだ言葉にならぬ壁〉を越えるために〈世界文学〉の新たな巻き返しを待っているのです。
今回もホストは国境を超える文学について多くの著作を持つ、東京大学教授・
(アメリカ文学研究者、翻訳家、早稲田大学文学学術院教授)です。
新潮社から今年6月に"最も新しく、最も刺激的な、同時代世界文学案内"『21世紀の世界文学30冊を読む』を出していらっしゃいます。
そして、第3回のゲストは小説家の
。『時が滲む朝』で日本語を母語としない史上初めての外国籍の作家として芥川賞を受賞されたのが2008年。その後も精力的に作品を発表されています。
10代だけでなく、若者にオススメの本を知りたい大人の方のご参加も歓迎します。