映画『ム―ド・インディゴ〜うたかたの日々〜』の日本公開(10月5日〜新宿バルト9他/配給:ファントム・フィルム)に先立ち、原作の小説であるボリス・ヴィアン『うたかたの日々』を翻訳者の野崎歓さんとともに味わいつくす連続トークセッションを開催します。
フランスにおけるジャズの紹介者であり、トランペッターであり、人気作家でもあった稀才ヴィアンの素顔に迫りながら、半世紀を経ていまなお愛される名作『うたかたの日々』の魅力、文学的価値、世界に与えた影響を解き明かしていきます。
ジャズミュージシャンで文筆家の菊地成孔さんをゲストに迎える第1回、ロブ=グリエ『消しゴム』を新訳した中条省平さんをゲストに迎える第2回に続き、第3回は映画評論家としても著名な野崎歓さんが、『ムード・インディゴ』と『うたかたの日々』をベースに、フランスの映画と小説の関係を熱く語ります!
幻想的で可憐かつ暴力的――『うたかたの日々』は映像化の難しい作品と言われてきました。しかし今回の『ムード・インディゴ』は原作に実に忠実な映画化でありながら、独自の野心的な世界観をもつくりあげていると言えます。ミシェル・ゴンドリー監督は、どのようにこの映画を作り上げているのでしょうか。
イベントの詳細ならびに申し込み方法はStandard Book Store心斎橋のウェブサイトをご覧ください。