11月13日(水)から新国立劇場 中劇場で『ピグマリオン』の公演が始まります。11月の新刊『ピグマリオン』(バーナード・ショー 小田島恒志/訳)は、この公演の上演台本として小田島恒志さんが新訳されたものです。大学時代に、大好きな映画『マイ・フェア・レディ』の原作である本作を原書で読み、「大袈裟に言えば、僕にとって人生の転機になった作品」とおっしゃる小田島さん。
『マイ・フェア・レディ』(イライザが最終的にはヒギンズの元へ戻るロマンティックなラスト)とは結末がまったく違う原作『ピグマリオン』。ショーの鋭すぎる人間洞察が光る傑作を、戯曲を読んで、舞台を観て、ぜひ堪能してください。