2014.04.18

<新・世界文学入門>「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界。」5/20に開催!ゲストはアーサー・ビナードさん「言葉を疑う、言葉でたたかう」―― 私と日本語

東京大学教授・沼野充義先生をホストとして、〈世界文学〉という視点から新しい読書の提案を行ってきた連続トーク・イベント<新・世界文学入門>。過去2回のシリーズは、それぞれ光文社から『世界は文学でできている』『やっぱり世界は文学でできている』(沼野充義/編著 光文社)として書籍化・電子化され、いずれも好評発売中です。

2013年に開始いたしました第3回目のシリーズでは、すでに第一回:加賀乙彦さん、第二回:谷川俊太郎さん・田原さん、第三回:辻原登さんをゲストにお迎えし、好評のうちに終了いたしております。

引き続いて第四回の開催をご案内いたします。今回のゲストは、詩人・エッセイスト・コメンテーターとして活躍していらっしゃるアーサー・ビナードさん。国境を越えた文学者として縦横に活動を続けるビナードさんと、国境を超える文学について多くの著書と識見をお持ちの沼野さんとの対話を、どうぞお楽しみください。

〜10代から出会う翻訳文学案内〜
<新・世界文学入門>「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界。」
「言葉を疑う、言葉でたたかう」――私と日本語
《日時》5月20日(火)18:30~20:30
《会場》東京大学本郷キャンパス/ 東京大学法文2号館2階 2番大教室
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《ホスト》沼野充義(文芸評論家、東京大学教授)
《ゲスト》アーサー・ビナード(詩人、エッセイスト)
【申込方法】定員120名。参加費無料。
各回とも申込フォームよりお申込みください。先着順にて参加者募集中です。
一般財団法人 出版文化産業振興財団(JPIC)お申し込みページ
お問い合わせ:一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)Email:info@jpic.or.jp
東京大学文学部「現代文芸論研究室 TEL: 03-5841-7955
主催:東京大学文学部現代文芸論研究室  光文社
協力:一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC) 一般財団法人光文文化財団
[プロフィール]
ホスト/沼野充義(ぬまの みつよし)さん
1954年、東京都生まれ。文芸評論家。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学研究室)。専門はロシア・ポーランド文学。著書に『屋根の上のバイリンガル』、『W文学の世紀へ』、『徹夜の文学 亡命文学論』(サントリー学芸賞受賞)、『ユートピア文学論』(読売文学賞受賞)、『世界文学から 世界文学へ 文芸時評の塊1993-2011』『世界は文学でできている-対話で学ぶ<世界文学>連続講義』1~2(編著)、訳書にシンボルスカ『終わりと始まり』、レム『ソラリス』、ナボコフ『賜物』、チェーホフ『新訳 チェーホフ短篇集』、『かもめ』など。海外文学の紹介に加え、日本文学の海外への紹介にも積極的に取り組んでいる。
ゲスト/アーサー・ビナードさん
詩人、エッセイスト。1967年、米国ミシガン州生まれ。ニューヨークのコルゲート大学で英文学を学び卒業と同時に来日。日本語の詩作と翻訳を始める。2001年、第一詩集『釣り上げては』で中原中也賞を受ける。『日本語ぽこりぽこり』で講談社エッセイ賞、『ここが家だ ベンシャーンの第五福竜丸』で日本絵本賞、『左右の安全』で山本健吉文学賞、『さがしています』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。詩集に『ゴミの日』、翻訳詩集に『ガラガラヘビの味』、絵本に『くうきのかお』、翻訳絵本に『ダンデライオン』、『プレッツェルのはじまり』、英訳詩集に『ひとのあかし』、エッセイ集に『日々の非常口』、『空から来た魚』、『出世ミミズ』など多数がある。青森放送と文化放送でラジオコメンテーターをつとめている。

『世界は文学でできている 対話で学ぶ<世界文学>連続講義

  • 沼野充義 (編著) リービ英雄/平野啓一郎/ロバート キャンベル/
    飯野友幸/亀山郁夫
  • 定価(本体1,700円+税)
  • 発売日:2012.1.17
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『やっぱり世界は文学でできている 対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義2

  • 沼野充義(編著) 亀山郁夫/野崎 歓/都甲幸治/綿矢りさ/
    楊逸/多和田葉子
  • 定価(本体1,800円+税)
  • 発売日:2013.11.15