フランスの思想家ジョルジュ・バタイユの小説を原作とした、江戸糸あやつり人形座の人形芝居『マダム・エドワルダ ―君と俺との唯物論―』。その演出を担当した大岡淳さんが聞き手となり、当代一流の論客たちを迎え、バタイユの思想を糸口としながら、現代日本の危機的状況を徹底的に議論した書、『21世紀のマダム・エドワルダ』の刊行を記念して、SPAC―静岡県舞台芸術センター芸術総監督である演出家・宮城聰さんと、同じくSPACの文芸部スタッフであり、本書の編著者である演出家・大岡淳さんによる、トークセッションを開催します。静岡を拠点として活躍するふたりの演劇人の目に、日本は、世界は、未来は、どう映っているのか? 「ファシズム」をキーワードとした熱い議論を、お見逃しなく!