2016.01.26

10代から出会う翻訳文学案内 <新・世界文学入門>「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界」27年度の第3回ゲストは小野正嗣さん 2月27日(土)開催

文芸評論家・外国文学者・翻訳家として多大な活動を展開してきた沼野充義さんが、「世界文学」の考え方を、多彩多様なゲストとの対話を通して、具体的に吟味、検討する『世界は文学でできている』の連続対談シリーズ。27年度の第3回は、小野正嗣さん(作家、フランス文学者、立教大学准教授)をゲストにお迎えして開催します。

過去3回のシリーズは、『世界は文学でできている』、『やっぱり世界は文学でできている』、『それでも世界は文学でできている』(沼野充義編著)として書籍化しています。文学は人間にとってお金よりも権力よりも大事なものである、と納得できる究極の読書ガイドです!

〜10代から出会う翻訳文学案内〜
<新・世界文学入門>「沼野教授と読む世界の日本、日本の世界」 
第3回「マグノリアの庭から―文学の未来はどうなるのか」(仮題)
《ゲスト》小野正嗣さん(作家、フランス文学者、立教大学准教授)
《ホスト》沼野充義さん(文芸評論家、翻訳家、東京大学教授)
《日時》 2月27日(土)14:00~16:00(開場13:30)
《会場》御茶ノ水・ソラシティ カンファレンスセンター 2F テラスルーム
《定員》100名。参加費無料。先着順。
【申込方法】参加費無料
下記ページからお申込みください。先着順にて参加者募集中です。
一般財団法人 出版文化産業振興財団(JPIC)お申し込みページ
【お問い合わせ】一般財団法人出版文化産業振興財団(JPIC)
Email:info@jpic.or.jp TEL: 03-5211-7282(平日10:00〜17:00)
[プロフィール]
ホスト/沼野充義さん
文芸評論家。東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(現代文芸論・スラヴ語スラヴ文学研究室)。専門はロシア・ポーランド文学。著書に『世界は文学でてきている‐対話で学ぶ<世界文学>連続講義』(編著)、『世界文学から/世界文学へ 文芸時評の塊1993-2011』など。
ゲスト/小野正嗣さん
1970年生まれ。小説家。比較文学者。フランス文学者。立教大学准教授。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程単位取得退学。マリーズ・コンデを論じた博士論文でパリ第8大学Ph.Dを取得。1996年に新潮学生小説コンクールに応募した「ばあばあ・さる・じいじい」でデビューし、2001年「水に埋もれる墓」で第12回朝日新人文学賞受賞。2015年「九年前の祈り」で第152回芥川龍之介賞受賞。主な作品に『水に埋もれる墓』『にぎやかな湾に背負われた船』『森のはずれで』『マイクロバス』『線路と川と母のまじわるところ』『夜よりも大きい』『獅子渡り鼻』『九年前の祈り』『残された者たち』『水死人の帰還』 など。ほかに『文学 ヒューマニティーズ』『浦からマグノリアの庭へ』などの著作がある。

《関連刊行本》
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それでも世界は文学でできている
対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義3

  • 沼野充義/編著
  • 定価(本体1,700円+税)
  • 発売日:2015.03

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やっぱり世界は文学でできている
対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義2

  • 沼野充義/編著
  • 〈ゲスト〉亀山郁夫/野崎 歓/都甲幸治/綿矢りさ/楊逸/多和田葉子
  • 定価(本体1,800円+税)
  • ISBN:97759-7
  • 発売日:2013.11.15
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世界は文学でできている
対話で学ぶ<世界文学>連続講義

  • 沼野充義/編著
  • 〈ゲスト〉リービ英雄/平野啓一郎/ロバート キャンベル/飯野友幸/亀山郁夫
  • 定価(本体1,700円+税)
  • 発売日:2012.1.17