カービングは、ナイフなどで石鹸や果物などに装飾的な彫刻を施すタイの伝統工芸です。丹後友香理さんは、光文社古典新訳文庫『秘密の花園』などの文学作品をモチーフに、多くの作品を彫っていらっしゃるカービング作家です。
2018年3月3日~3月27日まで、文京シビックセンター地下1階アートウォールにて、丹後さんの作品が展示されています。お知らせを頂いたのでさっそく拝見しに行きました! お近くにお寄りの方はぜひ足を運んでみてください。
(地下鉄の後楽園駅あるいは春日駅のそれぞれ文京シビックセンター直結出口を出ると、地下2階の広い「区民ひろば」があり、それをぐるりと取り囲んで見下ろす地下1階の回廊に展示してあります)。
ワーズワースの詩に出てくる黄色いスイセンの花の再現。細い花弁の一本一本まで、彫り出されています。丹後さんは、文学作品に出てくる花の咲き方が知りたくて、昨年イギリスまで行かれて観察されたそうです!
今後の丹後さんの活躍にご注目ください。