著者年譜

ジュール・シュペルヴィエル Jules Supervielle

『海に住む少女』

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出来事
1884年 一月一六日、モンテヴィデオ(ウルグアイ)に生まれる。両親はフランス人。父は、ウルグアイで兄と共にシュペルヴィエル銀行を経営。生後八ヶ月のとき、父母に連れられてフランスに一時帰国。このとき、相次いで両親が死去。ジュールは祖母に引き取られる。
1886年 2歳 ウルグアイの伯父夫婦に引き取られる。
1893年 9歳 伯父夫婦が自分の本当の親ではないことを知る。この頃より、童話を書き始める。
1894年 10歳 伯父夫婦とともにフランスに戻る。以降、生活の場はパリとなるが、夏期休暇などを利用し、ウルグアイをたびたび訪れる。
1906年 22歳 モンテヴィデオでピラール・サアベドラと結婚。以降、ピラールとの間には六人の子供が生まれる。
1922年 38歳 詩集『船着場』刊行。
1923年 39歳 小説『パンパの男』刊行。
1925年 41歳 代表作となる詩集『重力』刊行。
1931年 47歳 短編集『海に住む少女』刊行。この頃より、評論、戯曲など様々な分野に活動を広げる。
1938年 54歳 短編集『ノアの箱舟』刊行。
1939年 55歳 ウルグアイ滞在中に第二次世界大戦の戦況が悪化、子供たちをフランスに残したまま、帰国できなくなる。
1940年 56歳 シュペルヴィエル銀行(ウルグアイ)が倒産。以降、ウルグアイで翻訳やフランス現代詩についての講義を行う。
1946年 62歳 フランスに戻る。
1951年 67歳 自叙伝『源泉を飲む』刊行。
1960年 76歳 詩王(プランス・デ・ポエット)の称号を受ける。五月一七日パリのアパルトマンで死去。父母の眠るオロロン・サント・マリーに埋葬される。