「家族の協力を得、自宅の裏庭につづく牧草地の一角に石灰をまき、土を掘り返しての観察と実験を重ねること40年。土のなかに住む小さな生き物ミミズの働きと習性について生涯をかけて研究したダーウィン最後の著作。まさに「ミミズはすごい」
カソーボン夫妻とウィルの三角関係が思わぬ形で終局を迎える一方、リドゲイトとロザモンドの夫婦間にも経済問題から亀裂が入る。また、バルストロードの暗い過去が明らかになり……。人間模様にさらなる陰影が刻まれる第3巻。(全4巻)
「保守主義のバイブル」とも言われる政治家・思想家E・バークの代表的著作。革命が進行するさなかに書かれ、理性を絶対視した革命政府の社会改革を、宗教、行政、軍事から経済政策に至るまで批判し、その後の恐怖政治の到来をも予期した。