2020.10.08

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#61「世界中の女子に150年間愛読される名作、オルコット『若草物語』の魅力」訳者・麻生九美さんを迎えて

お待たせしました! 紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会を今月からZoom配信で再開します。 2月に予定しておりました麻生九美さんの読書会を10月29日(木)に開催します。どうぞよろしくお願いします。

麻生九美さん『若草物語』はメグ、ジョー、ベス、エイミーの、感性豊かで個性的な四姉妹と、南北戦争に従軍する父親に代わり家を守る堅実な母親との1年間の物語。隣家のローレンス氏や少年ローリーらとの交流を通して大人に近づいていく少女たちを描いた本書は、1868年に初版が刊行されるや瞬く間にベストセラーとなり、以来女性を中心に愛読されてきました。日本でも1906年に初めて翻訳され、以後これまで何度も翻訳されています。

また、映画化・ドラマ化・アニメ化などの例は数知れず、今年も、次女ジョーの視点から物語を描き直した映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』がアカデミー賞を受賞するなど話題となっています。

この作品が150年以上もの長い間、世界中で愛されているのはどうしてなのでしょうか。今回の読書会では、本作を新訳された麻生九美さんをお招きし、著者ルイーザ・メイ・オルコットの人生も紹介していただきながら、本作の魅力や読みどころについてたっぷり語っていただきます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #61
「世界中の女子に150年間愛読される名作、オルコット『若草物語』の魅力」 訳者・麻生九美さんを迎えて
《日時》2020年10月29日(木)18:30~20:00
《会場》Zoom(オンライン)※IDとパスワードを当日までにメールでご連絡します。
《参加費》無料
《参加方法》2020年10月8日(木)10:00~10月22日(木)23:59の間、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。応募人数が予定を超えた時点で締切とさせていただきますのでご了承くださいませ。 ※10月26日(月)以降、ご案内メールを配信いたします。
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[麻生九美さんプロフィール]
東京都生まれ。翻訳家。早稲田大学卒業。訳書に、『ナージャ わが道をゆく』(サレルノ=ソネンバーグ)、『ナマズ入江の大洪水』(バーマン)、『アベルの島』(スタイグ)、『永遠の少年少女――アンデルセンからハリー・ポッターまで』(ルーリー)、『フェルトリネッリ――イタリアの革命的出版社』(カルロ・フェルトリネッリ)、『パブリッシャー――出版に恋をした男』(マシュラー)など多数。
麻生九美さんのプロフィール詳細(古典新訳文庫での訳書一覧)