2021.04.06

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#66 『小公子』『小公女』『秘密の花園』大人も子供も楽しめるバーネット文学の魅力」訳者・土屋京子さんを迎えて

2021年4月に光文社古典新訳文庫から『小公女』(土屋京子訳)が刊行され、これで『小公子』『秘密の花園』とあわせ、光文社古典新訳文庫でバーネット三部作がそろうことになります。

『小公子』『小公女』『秘密の花園』といえば昔から児童文学の定番で、子供のときに読んだ、あるいはアニメや映画で観た、という人も多いでしょう。セドリックやセーラといった主人公の名前にぴんとくる方もいるかもしれません。しかし、これらの作品をいま新訳で読み直してみると、それぞれの作品のアクロバティックな物語設定、魅力的な登場人物、現代にも通じる国際的・社会的なテーマなどに思わず引き込まれ、新たな感銘を覚えること間違いありません。

何がこれらの作品を素晴らしいものにしているのでしょうか。また、どうしてバーネットは、当時このような品群を書くことができたのでしょうか。

今回の読書会では、バーネット三部作すべてを新訳された翻訳家の土屋京子さんに、そのあたりについてたっぷり語っていただきます。また、光文社古典新訳文庫の新訳『小公子』『小公女』では、原書の古い口絵や挿絵がふんだんに再現され、当時の雰囲気がわかるようにもなっています。これらの新しい仕掛けについても紹介していただきます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

『小公女』(バーネット/土屋京子訳) 『小公子』(バーネット/土屋京子訳) 『秘密の花園』(バーネット/土屋京子訳)

『小公女』は4月13日発売です。

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #66
「『小公子』『小公女』『秘密の花園』大人も子供も楽しめるバーネット文学の魅力」訳者・土屋京子さんを迎えて
《日時》2021年4月27日(火)18:30~20:00
《会場》Zoom(オンライン)※IDとパスワードを当日までにメールでご連絡します。
《参加費》無料
《参加方法》2021年4月6日(火)~4月25日(日)23:59の間、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。応募人数が予定を超えた時点で締切とさせていただきますのでご了承くださいませ。 ※4月26日(月)以降、ご案内メールを配信いたします。
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[土屋京子(つちや・きょうこ)さんプロフィール]
翻訳家。東京大学教養学部卒。訳書に『ナルニア国物語』全7巻(C・S・ルイス)、『あしながおじさん』(ウェブスタ-)、『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』(トウェイン)、『小公子』『秘密の花園』(バーネット)、『仔鹿物語』(ローリングズ、以上光文社古典新訳文庫)、『部屋』(ドナヒュー)、『ワイルド・スワン』(ユン・チアン)、『EQ~こころの知能指数』(ゴールマン)ほか多数。
土屋京子さんのプロフィール詳細(古典新訳文庫での訳書一覧)