モスクワに入ったフランス軍はたちまち暴徒と化し、放火か失火か、市内は大火で焼かれてしまう。使命感からナポレオン殺害を試みるピエール。退去途中で偶然、重傷のアンドレイを見つけたナターシャは、懸命の看護で救おうとするのだが……。
主著『夢解釈』を刊行後も、フロイトは次々と増補改訂を行い、さまざまな論考で自説を補足してきた。本書は、その後の「メタ心理学」の構想を境として、夢についての考察、理論がどのように深められ、展開されたかを六つの論考からたどる。
アルプスの山小屋に住む祖父に預けられたハイジは、たちまち山の生活にも慣れ、大自然のなかで成長していく。でもある日、ゼーゼマン家の足の不自由な娘クララの遊び相手として、都会の家に住み込むことになり……。挿絵多数で贈る新訳!