厳格な規律に支配されつつも不埒な行いが横行するレオンシオ・プラド軍人学校。試験問題盗難の発覚と密告が、寄宿生の少年たちのいびつな連帯に変化をもたらしていき......。ラテンアメリカ文学ブームの幕開けを告げた、著者の出世作。
夢見がちな青年ゼヴェリンは美しい寡婦ヴァンダに魅了され、彼女に女王としての理想の女性像を求めていく。そして奴隷となる契約まで結び、彼女による残酷な扱いにその身を委ねていくが......。かの「マゾヒズム」の由来となった著者の代表作。
連載「“不実な美女”たち──女性翻訳家の人生をたずねて」の記録ページです
これから出る本(2024年12月・2025年1月)
11月新刊『城』(カフカ/丘沢静也 訳)を発売しました。
11月新刊『悪い時』(ガブリエル・ ガルシア・マルケス/寺尾隆吉 訳)を発売しました。
【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#106 歴史を変えた世紀のベストセラー、『沈黙の春』は世界をどう変えたのか? 訳者・渡辺政隆さんを迎えて 11月26日(火)開催