厳格な規律に支配されつつも不埒な行いが横行するレオンシオ・プラド軍人学校。試験問題盗難の発覚と密告が、寄宿生の少年たちのいびつな連帯に変化をもたらしていき......。ラテンアメリカ文学ブームの幕開けを告げた、著者の出世作。
夢見がちな青年ゼヴェリンは美しい寡婦ヴァンダに魅了され、彼女に女王としての理想の女性像を求めていく。そして奴隷となる契約まで結び、彼女による残酷な扱いにその身を委ねていくが......。かの「マゾヒズム」の由来となった著者の代表作。
これから出る本(2024年8月・9月)
【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#102 なぜ若者は『若きウェルテルの悩み』に熱狂したのか? 訳者・酒寄進一さんを迎えて 7月31日(水)開催
7月新刊『十五少年漂流記 二年間の休暇』(ヴェルヌ/鈴木雅生訳)を発売しました。
これから出る本(2024年7月・8月)
6月新刊『血の涙』(李人稙/波田野節子訳)を発売しました。