『純粋理性批判』『実践理性批判』につぐ第三の批判書と呼ばれるカントの主著。知性(世界の認識)の能力と理性(意思の自由)の能力の橋渡しとしての「判断力」について、美と崇高さの分析から自然の合目的性という概念へと考察を進める。
トランシルヴァニア山中の城に潜んでいたドラキュラ伯爵は、獲物を求めて英国ロンドンへ向かう。嵐の中の帆船を意のままに操り、コウモリに姿を変えて忍び寄る魔の手から、ロンドン市民は逃れることができるのか。吸血鬼文学の不朽の名作。
陽の差さない部屋で怠惰を愛する「僕」は、隣室で妻が「来客」からもらうお金を分け与えられて……表題作「翼」ほか、近代化・植民地化に見舞われる朝鮮半島で新しい文学を求めたトップランナーの歓喜と苦闘の証たる小説、詩、随筆等を収録。