人間の知性の働きと理性の働きを媒介する判断力という独特な能力について考察する『判断力批判』を、カントのこれまでの概念、思想を踏まえ、中山元さんが段落ごとに詳細に読み解くシリーズがついに完結です。
最終冊の第五分冊では「第一序論」と呼ばれるものを取り上げ、序文との比較で、『判断力批判』執筆のプロセスでにおいて、カントの思想がどのように変化し、どう改良がくわえられていったかについて解説します。
2017年に発売した光文社新書のロングセラー、山口周さん著『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』、そして今年発売され大いに話題となっている哲学書、千葉雅也さん著『センスの哲学』(文藝春秋)を手にした方、気になっている方、両著で言及されている『判断力批判』を『徹底読解「判断力批判」』とともに、ぜひお読みください!
『判断力批判』(上・下)の目次PDFはこちらでご覧いただけます
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