2024.10.05

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#105  新訳で発見する『アルプスの少女ハイジ』の魅力 訳者・遠山明子さんを迎えて

遠山明子さん

スイス文学の代表作として、また日本ではテレビアニメの原作としても知られるヨハンナ・シュピリ『アルプスの少女ハイジ』。

厳しくも美しい大自然のなかで、祖父や動物たちとのびのびと育つハイジ、そして都会における教育との対照など、とても印象深い作品です。1881年に刊行された原作は世界的ベストセラーとなり、他の作家たちによって非公式の続編がたくさん作られたといいます。ハイジの物語はどうしてそんなにも多くの人々の心をつかんだのでしょうか。

今回の読書会では、新訳なさった遠山明子さんをお迎えし、意外と複雑な作品の背景や、作者シュピリの生涯も紹介していただきつつ、普遍的なハイジの魅力に迫っていただきます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#105
新訳で発見する『アルプスの少女ハイジ』の魅力 訳者・遠山明子さんを迎えて
『アルプスの 少女ハイジ』ヨハンナ・シュピリ/遠山明子訳
《日時》2024年10月30日(水)19:00~20:30
《会場》Zoom(オンライン)
《参加費》無料
《参加方法》2024年10月5日(土)~2024年10月30日(水)19:00の間、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。 ※ご案内メールを当日までにお送りします。
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[遠山明子(とおやま・あきこ)さんプロフィール]
1956年神奈川県生まれ。上智大学大学院でドイツ文学を専攻。ドイツ文学翻訳家。訳書に『ドイツロマン派怪奇幻想傑作選』(編訳)、「時間旅行者の系譜」シリーズ(ケルスティン・ギア)、『セーヌ川の書店主』(ニーナ・ゲオルゲ)など多数。
遠山明子さんのプロフィール詳細(光文社古典新訳文庫での訳書一覧)
[駒井稔(こまい・みのる)さんプロフィール]
1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。’79年光文社入社。広告部勤務を経て、’81年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。’97年に翻訳編集部に異動。2004 年に編集長。2年の準備期間を経て’06年9月に古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。著書に『いま、息をしている言葉で。――「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)、『文学こそ最高の教養である』『編集者の読書論』(光文社新書)、『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』(書肆侃侃房)がある。