2024.11.28

【Zoom配信】紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会特別篇 ドイツ児童文学の名作が絵本に! 『モモ(絵本版)』訳者・松永美穂+倉本さおり

ミヒャエル・エンデ『モモ』松永美穂さん倉本さおりさん

また、あの子に会える!

ミヒャエル・エンデ『モモ』は世界40言語以上で翻訳された1290万部超のベストセラーです。ドイツではその刊行50周年を記念し、エンデ・エステート公認のもと、原作の言葉を使い、人気イラストレーターを起用した30ページの素敵な絵本が発売されました。日本でも10月に、光文社より『モモ(絵本版)』として翻訳刊行され、話題を呼んでいます。

絵本版では、モモが得意とする「他人の話に耳を傾ける」ということが大きなテーマになっています。かつてないほどに誰もが競って意見を発信したり表明したりする現代では、モモの物語はますます心に響きます。また、シモーナ・チェッカレッリの美しいイラストによって、モモの世界観が色鮮やかによみがえっており、お子さまから大人まで楽しめる一冊となっています。

この読書会では、絵本版を新訳されたドイツ文学者の松永美穂さんをお迎えし、『モモ』の変わらぬ魅力、そして絵本版の魅力について、たっぷり語っていただきます。

また、今回特別篇として、書評家の倉本さおりさんが聞き手を務めてくださいます。クリスマス直前、プレゼントにもふさわしい『モモ(絵本版)』について、お二人に楽しく語っていただきます!

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会特別篇
ドイツ児童文学の名作が絵本に! 『モモ(絵本版)』訳者・松永美穂+倉本さおり
《日時》2024年12月20日(金)19:00~20:00
《会場》Zoom(オンライン)
《参加費》無料
《参加方法》2024年12月20日(金)19:00まで、紀伊國屋書店ウェブストアにて、参加お申し込みを承ります。 ※ご案内メール配信予定日:12月16日・20日の2回。
お申し込みについて、詳しくは 紀伊國屋書店ウェブサイトをご覧ください
[松永美穂(まつなが・みほ)さんプロフィール]
翻訳家、早稲田大学文学学術院教授。訳書にベルンハルト・シュリンク『朗読者』(毎日出版文化賞特別賞受賞)、カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(日本絵本賞翻訳絵本賞受賞)、ヘッセ『車輪の下で』、リルケ『マルテの手記』、シュトルム『みずうみ/三色すみれ/人形使いのポーレ』(光文社古典新訳文庫)など多数。著書に『世界中の翻訳者に愛される場所』など。
松永美穂さんのプロフィール詳細(光文社古典新訳文庫での訳書一覧)
[倉本さおり(くらもと・さおり)さんプロフィール]
書評家。法政大学大学院兼任講師。週刊新潮「ベストセラー街道をゆく!」連載中のほか、新聞や文芸誌、週刊誌を中心にレビューやコラムを執筆。TBS「文化系トークラジオLife」サブパーソナリティ。共著に『世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代小説の今』(立東舎)、『韓国文学ガイドブック』(Pヴァイン)など。