2025.04.10

これから出る本(2025年5月・6月)

《2025年5月刊》
『三十棺桶島』(モーリス・ルブラン/中条省平訳)

幼い息子と父親を一度に失う悲劇の後、静かに暮らしていたヴェロニクは偶然、訪れたこともない土地の小屋に自分のサインが刻まれていることを知る。だがそれは新たな惨劇の始まりだった!怪盗ルパンシリーズの人気作が新訳に!

『楽しい川辺』(ケネス・グレアム/麻生九美訳)

純朴なモグラと人生経験豊かな川ネズミの冒険、カワウソやアナグマさんとの交流、そして後先考えずに行動するヒキガエルが巻き起こす騒動の行方は? 美しい英国の田園を舞台とした動物物語。ジョン・バーニンガムの挿絵収録。

《2025年6月刊》
『モンテ・クリスト伯1』(アレクサンドル・デュマ/前山悠訳)

『日陰者ジュード』(トマス・ハーディ/木村政則訳)

聖職者になろうと大学入学を志すジュードは、その願いも叶わぬうちに、奔放なアラベラと結婚するも、関係はすぐに破綻する。一方、知的で進歩的な考えを持つ従妹スーに惹かれ、同棲を始めるが……。近代人の悲劇的運命を描いた大作。