アガサ・クリスティー Agatha Cristie

  • 生年:1890年
  • 没年:1976年
イギリスの小説家。裕福な家庭に生まれる(のちに家の経済状態は悪化)。第一次世界大戦中は志願者看護師や薬剤師の仕事をする。最初に志した音楽家の道を断念した後、推理小説の執筆を始める。1920年のデビュー作『スタイルズ荘の怪事件』以降、55年にわたり年1冊以上の作品を上梓し続けた。本作のほか『ロジャー・アクロイド殺人事件』『ABC殺人事件』『そして誰もいなくなった』などが代表作。探偵エルキュール・ポアロや、ミス・マーブルといった魅力的な人物造形で世界中に読者を得る。小説のみならず戯曲でも人気を博した。
アガサ・クリスティー