フランスの作家・哲学者。パリ生まれ。1938年に小説『嘔吐』で作家として注目を浴びる。43年、主著『存在と無』出版。45年、メルロー=ポンティ、生涯の伴侶ボーヴォワールらと創刊した雑誌「レ・タン・モデルヌ」で「アンガージュマン(政治参加)宣言を行う。その後の文学活動を通じてサルトルの実存主義は世界的に大きな影響を与えた。64年、ノーベ文学書に選出されたが受賞を拒否。80年死去。遺体はパリのモンパルナス墓地に埋葬された。『実存主義とは何か』『聖ジュネ』『自由への道』ほか著書多数。
巻末年譜 |
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『いまこそ、希望を』 |