2018.02.04

紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫読書会#38「ギリシャ悲劇の最高傑作『オイディプス王』の不朽不滅の魅力」河合祥一郎さんを迎えて 紀伊國屋書店新宿本店で2月22日(木)開催

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古代ギリシャの三大悲劇詩人の一人ソポクレスは、生涯に120を超える悲劇を書いたと言われますが、現存するのはわずか7篇のみ。そのなかで最も有名な作品が『オイディプス王』です。英雄として迎えられたオイディプスは、危機に瀕するテーバイ国を救うために神託を請いますが、それは「先王ライオス殺害の犯人を罰せよ」でした。真相が明らかになるにつれ、みずからの出生の秘密を知ることになる彼を待ち受けていた運命とは? エディプス・コンプレックスの元になるなど、後世の文学・思想に大きな影響を与え、全世界で今も上演されつづけるギリシャ悲劇の最高傑作です。

今回の読書会では、この『オイディプス王』の魅力とその特徴について、シェイクスピア劇の翻訳だけでなく舞台上演にも積極的に関わって活動する河合先生に、ご自身の演劇との出会いも含めて語ってもらいます。

(聞き手:光文社古典新訳文庫・創刊編集長 駒井稔)


紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫
Readers Club読書会(Readin Session) #38
ギリシャ悲劇の最高傑作『オイディプス王』の不朽不滅の魅力 河合祥一郎さんを迎えて
《日時》2018年2月22日(木)18:30開演 (18:15 開場)
《会場》紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース
《定員》50名  ※定員に達しましたので、受付を終了いたしました。(2月14日)
《参加費》無料
《参加方法》2月4日(日)午前10時より紀伊國屋書店新宿本店2階レジカウンターにてご予約を承ります。お電話でのご予約も同日より承ります。
《ご予約・問い合わせ》 TEL:紀伊國屋書店新宿本店2階直通 03-3354-5702 (10:00〜21:00)
※イベントは90分〜2時間程度を予定しております。トーク終了後ご希望の方には河合祥一郎さんの著書・翻訳書にサインをお入れします。
※19:30以降の入場はお断りさせていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
詳しくは 紀伊國屋書店新宿本店ウェブサイトをご覧ください
[河合祥一郎(かわい・しょういちろう)さんプロフィール]
1960年生まれ。東京大学教授。東京大学およびケンブリッジ大学より博士号を取得。著書に『ハムレットは太っていた!』(第23回サントリー学芸賞受賞)『シェイクスピアの正体』ほか多数。主な訳書に『ハムレット』(シェイクスピア)ほか、『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』(キャロル)、『ドリトル先生』シリーズ(ロフティング)、『ピーター・パン』(バリー)、『赤毛のアン』シリーズ(モンゴメリ)などがある。
オイディプス王

オイディプス王

  • ソポクレス/河合祥一郎 訳
  • 定価(本体740円+税)
  • ISBN:75360-3
  • 発売日:2017.9.8
  • 電子書籍あり